綿
綿(わた)は、繊維、または繊維状のものが絡まりあってひとまとまりの状態になっているものをいい、木綿、木棉、真綿、パンヤ、麻棉、羊毛棉、合成綿など、様々な種類があります。
肌着・タオル・ワイシャツ等に使用される綿の長所は、肌ざわりがよくて、吸湿と吸水性がとても良いところです。
また、水や熱に強くて服の材質が丈夫なのが重宝される理由です。とても漂白しやすい材質なのも、洗濯に便利ですね。
逆に短所は、伸びが小さいので柔軟性に欠ける点です。また多少しわになりやすく、縮みやすい材質ですから、洗濯の仕方などは気を使わなくてはなりません。
麻
麻は植物表皮の内側にある柔繊維または、葉茎などから採取される繊維を生地にしたものです。
麻と呼ばれる繊維は数種類があり、家庭用品品質表示法によると、苧麻と亜麻の2種類を指します。
夏用の服やハンカチに使用され、見た目や肌触りからも夏季のシーズンにぴったりで、冷んやり感がありますので暑い日には最高の材質ですね。
汗への吸水性や熱にも強く丈夫で、漂白もしやすいのはうれしい点です。綿同様、伸びが小さくしわになりやすい材質なのがおしいところです。
余談ですが、他植物の麻繊維や薬物の大麻との混同を避ける為に、大麻繊維を英語に倣いヘンプと呼びかえる動きがあります。
毛(ウール)
羊の毛(羊毛)またはそれを織った布の事をいい動物繊維の一種です。日本では毛織物と呼ばれます。これを人工的に模した合成繊維がアクリル繊維です。
一般的には羊毛を指しますが、広義ではアンゴラ・アルパカ・ラクダの毛も含まれます。セーター・スーツ・制服・毛布に向いています。
動物の毛である事、保温性に優れている事から冬場にぴったりで、水をはじきやすく、シワにも強い材質です。
しかし、水で洗うと縮みやすい材質ですので、洗濯には注意が必要です。さらには、紫外線による色あせは大敵ですし、虫がつきやすいです。
アルカリ性や塩素系洗剤に弱い事も難点です。毛は別名ウールと呼ばれ、ウール製品の品質基準をクリアした事を示す品質保証マークとして、ウールマークがあります。